Posted by komuta on 2010 年 10 月 28 日 – 6:41 PM
Filed under mobile, 小牟田啓博
なぜiida×ALESSIなのか?
ここがiidaのiidaたる所以で、もっとも大事な部分。いわゆるプロジェクトのコンセプトですね。
それはLifeというあらゆる角度からPhoneを見つめ考え提案する。
ケータイを、使いやすいとか便利とかといった、従来の切り口ではないアングルからとことん考えてみる。それもデザイン的に魅力の高いもののみを。
ましてや憧れのブランドの名前に乗じたモデルを発売する、というスケールとも全く違います。
ケータイブランドであるauの、ライフブランドであるiidaによる、世界で最もセンスの良い生活創造企業であるALESSIと一緒になって、これからのケータイ周辺について深く濃く考え、僕らの好奇心と思いを乗せたメッセージとして伝える。これがiidaです。
マルチコラボレーションという新しい潮流を生み出し、そのセンスとクオリティに共感する人のためのブランドiida。
どうぞそのあたりをご理解頂いた上で、じっくりと魅力溢れるモデルたちをご覧頂ければと思います
Posted by komuta on 2010 年 10 月 28 日 – 3:25 PM
Filed under mobile, 小牟田啓博



iidaのiidaらしさ一杯のプロジェクト、iida×ALESSIがリリースされました。
僕の最大の気合いを入れたプロジェクトのひとつが、このプロジェクトです。
振り返れば、約一年に渡って仕掛け仕込んできたプロジェクト。
今回発表の三名のデザイナー、マルセル・ワンダース氏、ステファノ・ジョバンノーニ氏、パトリシア・ウルキオラ氏とのプロジェクトは、全てエキサイティングなものばかりでした。
おかげ様で本日11時のKDDIよりのこのリリースは、早くも大反響のようで、先日のAndoroidの発表と共に、有難くもあり、正直ホッとしています。
実物モックアップは、明後日の土曜日あたりから東京ミッドタウン・キャノピースクエアにてご覧頂くことができますので、どうぞかわいい独自の世界観をご覧ください。
Posted by komuta on 2010 年 10 月 28 日 – 11:27 AM
Filed under mobile, 小牟田啓博
いよいよ明日、「DESIGN TIDE TOKYO 2010」にてKDDIのiida新コンセプトモデルのプレス発表会が、東京ミッドタウン・キャノピースクエアにて行われます。
今回の発表は、僕が思うにとてもiidaらしい「これぞiida!」を実感して頂ける内容だと、自信を持っています。
このプロジェクトはKDDIはiidaチームの元気くん(Fujimaくん)の地道で熱い動きの積み重ねと、それを中心といたiidaチームメンバーの固い結束と、それから、ほんのちょっとの僕の思いによって実現させたものです。
内容の詳細は明日の発表でのお楽しみということにしておきますが、このプロジェクトこそが、もっともiidaらしさを実感頂ける活動のひとつだと思いますし、auの考えるケータイの近未来像のある方向性でもあると考えています。
とにもかくにも、明日の発表をお楽しみに。
Posted by PRESS on 2010 年 10 月 18 日 – 7:36 PM
今回、様々なトピックスが挙がった発表会でしたが、先のレポートに加えて
iida関連も加えてご報告したいと思います。
今回、iidaからは、新機種2モデルが発表されました。
吉岡徳人氏による透明フォルムの「X-RAY」と、岩崎一郎氏による「G11」です。
「X-RAY」のデザインコンセプトは「透明なかたち」。
ケータイの内部構造をデザインした透明なフォルムという、新鮮な切り口
のデザインになっています。
このコンセプトを最大限に生かす表示デバイスとして、サブディスプレイに高精細
LED表示を採用し、価値のあるモデルに仕上げています。
「G11」は、2009年に発売した「G9」の後継モデルとして、「G9デザイン」の思想
を継承しつつ、操作性&スペックが格段と向上されおり、事実上の最高スペック
モデルとして、飽きのこない上質なデザインとなっています。
また、新作端末以外にも、iidaAWARD2010での受賞作品の商品化も発表されました。
学生達の応募作品がついに形になって世に出た瞬間です。
この取り組みは、引き続きiidaAWARD2011として今年度も実施され、
本日よりエントリーが開始されました。
http://iida.jp/award/
弊社代表・小牟田もAWARD審査員として、今年も学生達とのワークショップにも
携わっていく予定。
どんな才能に出会えるか、今から楽しみです!
Posted by PRESS on 2010 年 10 月 18 日 – 6:26 PM

本日、KDDIの新作発表会が開催されました。
先に発表され、すでに話題となっている「IS03」に続くスマートフォンシリーズ
「SIRIUS α IS06」、「REGZA PhoneIS04、IS05」をはじめ、
色も機能もさらなる進化を遂げたフィーチャーフォン(従来型携帯電話)16機種、
さらに電子ブックリーダー、データ通信専用端末(モバイルルーター、モバイル無線LANターミナル)
など、豊富なラインナップがお披露目されました。
今回、発表された全23機種のうちほぼ全て(22機種)を小牟田がデザインディレクションさせていただいております。
端末の他、スカイプとの業務提携、アプリの拡充、スマートフォン向けソーシャルアドレス帳機能「jibe」についてなど、
画期的な試みも続々と発表されました。KDDIのこれからに目が離せません!
(写真は本日からオンエアのアンドロイドauの新CMに登場する歌姫・レディー・ガガです。
新時代を牽引するauのスマートフォンとガガ様、ベストマッチですね!)
※今回の新商品の発売時期に関してはこちらをご覧ください。http://www.kddi.com/
Posted by komuta on 2010 年 10 月 14 日 – 10:16 AM
Filed under mobile, 小牟田啓博
昨日、母校の多摩美大八王子校舎にて講演をしました。
主にプロダクトデザインの学生さんに向けたもので、日本におけるケータイデザインの歴史と経緯、そして今後、といったテーマでお話させて頂きました。
日本の市場の中で、また、auの歴史の中でデザインがどのような役割を果たし、どのような位置づけでの取り組みだったのか。
au design projectの発足とその考え方、辿ってきた歴史と、iidaへの変遷、更にはiidaの考え方や発展の方向性など。
最後に僕が審査員も務めさせて頂くiida AWARDの説明を加え、AWARDへの参加を促すこともさせて頂きました。
ちなみにiida AWARDでは好評だった昨年の第一回に対して、第二回目を迎える今年は、よりパワーアップとクオリティアップなど、充実した取り組みに昇華させるために、母校である多摩美大や、僕が先生をさせて頂く京都工芸繊維大、それからイタリアからはDOMUSアカデミーやIED、ミラノ工科大などの参加を促しています。
才能とエネルギーに溢れる美術学校で学ぶ学生さん、それから美大生に限ったAWARDではありませんので、美大以外の学生さん、どうぞ奮ってiida AWARDへ奮ってご参加頂ければと思います。
昨日講演に参加くださった多摩美大の学生さん、それからAWARDを快く引き受けてくださり、また昨日の場をアレンジしてくださいました和田先生、助手の方々、どうもありがとうございました。
Posted by komuta on 2010 年 10 月 7 日 – 11:22 AM
Filed under mobile, 小牟田啓博
昨日はauサイドとしてのIS03に関するこだわりのポイントをご紹介しました。
今度は開発をしてくださったシャープさんとの秘話的なはなし。
今回のIS03は、シャープさん選りすぐりの精鋭メンバーチームで構成されたプロジェクトでした。
中でもデザインチームは、僕のもっとも信頼するデザインディレクターのひとりK川さんと、それからGUIを担当してくれた女性デザイナーのI藤さん。このおふたりを中心に、優秀なクリエイティブチームでデザイン開発がなされてきました。
K川さんとは数年の付き合いになるのですが、ここ数年で一番ケータイ市場の事とユーザーさんの事だけを一心に考え、強烈なライバル商品であるiphoneに対してどうやって対抗していくのかについてを、日々考えてアイデアを出し合い、そして数多くのスタディを積み重ねて、最終形に持って来ました。
必要スペックを最も効率良くコンパクトに実装する事を念頭に置きつつ、一方、人が快適にホールドをしてタッチ操作をし続けてハンドリングが良いと感じる、且つ飽きずに使いこなすほどどんどん手にフィットして馴染んでくるスタイリング、これを目指して。
おそらく関係者以外には全く判別がつかないであろう微細な違いのスタディーモデルを幾つも作成し、トライアンドエラーを繰り返しながら、じっくりと検証し、しっかりと作りこんでいった造形です。
それからGUIにつきましては前回もコメントした通り、auの意思表現としてコンセプトを際立たせたライブ待ち受け画像がどうしても必要で、これを実現する為のハードルを僕はかなり高く設定させて頂きました。
これに対して以前から数々のプロジェクトを共にさせて頂いた信頼するデザイナーのI藤さんは、何度も何度も苦しみながらも僕の意向に応えようと、更に上回るアイデアを出そうと物凄い集中力でがんばってくれました。
これにつきましては、実に多くの方々のアイデア展開と苦労と、それから心地よいこだわりによって完成した素晴らしいGUIだと思っています。
そしてあの”ちょっと気持ち悪い(笑)?”触感のGUIの実現を、シャープさんのソフトウェア開発チームの執拗なまでの拘りによって実現した世界です。
ぜひとも、ひとりでも多くの方々に試して実感して、そして愛して頂けたらと思います。
Posted by komuta on 2010 年 10 月 6 日 – 8:40 PM
auから待望のアンドロイドモデルIS03が発表になり、話題騒然!といったところですね。
ISシリーズでは、実はこのモデルから僕がディレクションさせて頂いていますので、期待して頂ける事はとても有難く思います。
auの意思表示であり、思い入れの表現として、ブランドカラーであるオレンジ色をプロモーションカラーに持って来ています。いつの時代にも売れたモデルにはオレンジ色が採用されて来たという歴史背景からも、その必然性とダイナミックなモデルにしたいという位置づけとして、デザインに注力しているというメッセージなのです。
それからデフォルトではありませんが、ライブ壁紙のファーのGUIにもauとしての強いメッセージを込めていて、モバイルの次世代感を伝えたいというコンセプトです。
動物の毛肌をモチーフにしたグラフィック画像に、オーバーレイでセンス良くオレンジ色のチェックパターンを配しています。
このグラフィックを指先で触れると、その指先の動きに合わせてほんのちょっとだけ毛肌が沈み込む表現をしてくれます。更にその指先を画面上でスライドさせる事で、画面がスクロールします。この動物の肌を撫でるとインターフェイスが動くという表現。
これだけのデザイン表現なのですが、なんとも言えない温度感を感じるのです。実はこれがとても面白く出来上がっていて、こういったリアルに迫りつつも表現としてオリジナルな感覚を味わって頂こうというのも、今後のスマートフォンを真剣に考えるauの取り組みのひとつなのです。
是非このライブ壁紙もじっくりお試しお楽しみください。
緻密なグラフィックを見て指先で触れているだけなのに、なぜか有機的な温度を感じる。
ヒトの五感って素晴らしい、と実感頂けることと思います。
スマートフォン市場は以前から顕在化していましたが、iphone登場以降急激に加速した感のあるマーケット。
auが本気モードでユーザー目線での商品とサービスを考えたらこうなる!を、地で味わって頂ける快心の一撃、これがIS03だと思っています。
どうぞご期待ください。

Posted by PRESS on 2010 年 10 月 6 日 – 2:17 PM

弊社・小牟田がディレクションを担当させていただきましたau最新機種の
新作発表会が10月18日(月)に開催されます。
また、4日に先行発表会が行われたスマートフォン「Android au IS03」は現在、
原宿のKDDIデザイニングスタジオ1Fで展示中。
実際に手に取って操作感をお試しいただけます。
http://au-is.jp/concept/
http://www.kds.kddi.com/
Posted by PRESS on 2010 年 8 月 27 日 – 6:48 PM
日経デザイン最新号(9月号)特集「あなたのビジネスを変える色の力」に
[LIGHT POOL]が掲載されました。
ビジネスにおける問題や課題のソリューションとしてのデザイン。
その中で今、もっとも注目すべきはカラーデザインとして、
カラーデザインがもたらす効果を解説しています。
http://nd.nikkeibp.co.jp/nd/archive/2010/09/special_01.shtml